G4 iMac、通称大福iMacを開腹します
使用する工具は通常のプラスドライバーと、T10とT15のトルクスドライバーだけです。

タオルなどを敷き、液晶を下にして横にします。
4箇所のプラスネジを緩めます。
ネジは緩むだけで取れません。
無くす心配がありませんね。

底蓋が外れると、Air Macカードのコネクターとアンテナケーブル、それとメモリースロットにアクセスできます。
メモリはノート用のPC133を使用します。
ここまではユーザーが無条件でアクセスしても良い箇所です。
これ以上は保障対象外の改造に当たります。
光学ドライブや、ハードディスクにアクセスする場合は、四カ所のトルクスネジを外す必要があります。
このトルクスネジを外すにはT15のトルクスドライバーが必要になります。結構大きいです。



トルクスネジを外すと下部ボディーがご覧の様に外れますが、この時幾つかのケーブルが繋がったままなのでゆっくりと外して下さい。
矢印の位置にはコネクターがありますのでゆっくり真上に持ち上げるように外して下さい。
  

IDEケーブルと電源コネクターを外します。

Air Macのアンテナケーブルを外します。
 

ボード上のメモリはデスクトップ用のPC133を使用します。
 


 
電源ケーブルのコネクターとアースケーブルを外します。
液晶モニターケーブルのコネクターを覆っているカバーを外します。
 
コネクターを外します。簡単に外れます。
光学ドライブとハードディスクにアクセスするには6カ所のT10トルクスネジを外します。
光学ドライブの上にハードディスクが乗っています。
光学ドライブは左右4カ所のネジを外すとフリーになります。
ハードディスクは白いシートをめくり4カ所のネジを外すとフリーになります。
 
ボディー上部の内部です。
さらにファンや内部の金属ボディーを外せば外側を覆っている半透明のボディー内側を掃除できます。
 
組み立て時はマザーボードと上部ボディーとを直接接続するコネクターを合わせるのが難しいかも知れません。
目安として、T10トルクスネジの入る穴とを合わせてやればスムーズに接続されると思います。